辛夷畜のススメ
- 64期D組
- 2019年9月3日
- 読了時間: 4分
こんにちは、秋(しゅう)役兼ユニ責のR.Nです。
辛夷祭まであと四日!いよいよですね…テンション上がってるのであれこれ書き散らすと思いますが、どうかお付き合いください。
僕の演じる「秋(しゅう)」は、普段はしっかりしているようで、所々アホな一面を覗かせる、そんなよくいる普通の“いい人”です。彼が見せる可笑しくも切実な葛藤にぜひご注目ください。
ところで、タイトル読めました?「辛夷畜(こぶちく)」、辛夷のために激しく働く人のことですね。社畜とか言われるよりは響きが可愛くて楽しそうなので気に入ってます。明日学校で使ってみてください。僕自身、かなりの辛夷畜だと自負しているのですが、附高生にはこういう人種が少なくありません。(ちなみに3Dの辛夷畜三巨頭は、僕と演出のS.Kくん、それからデザインチーフで演担のT.Yさんです。主観です。T.Yさんちゃんと睡眠とってください。)
とまあ、「辛夷畜」というほどまでに辛夷祭に全力な我々ですが、傍から見れば「3年生が夏休みに文化祭準備とか馬鹿じゃないの?」「受験生だろ?いつまで遊んでんだよ」って感じですよね、きっと。だけど、辛夷祭ってそれだけの価値があるものだと思うんです。受験生の夏休みを捧げるだけの価値が。
僕は外部生なのですが、辛夷祭に憧れて附高に入りました。中2の頃、友達に誘われて辛夷に来て、そのとき志望校が決まりました。食販も、娯楽も、中ステももちろん演劇も、どこを見に行っても満ち溢れる熱気が、附高生一人一人の本気度を感じさせました。もう、ここだ!ここしかない!と思いました。というか勝手に、俺この学校に通う気がする、と運命を感じました。めちゃくちゃ勉強もできるはずだけど、それだけじゃない、文化祭なんていう“無駄”に全力になれる附高生。それはまさに、当時の僕の憧れる高校生そのものでした。
確かに、受験とか将来とか、そういうことを考えたら辛夷にかける時間は無駄なのかもしれません。でも、無駄だからこそ、やらなきゃいけないからやるんじゃなくて、ただやりたいから、ただ好きだからやるからこそ、辛夷は楽しいし、人を感動させられる力を持ってるんだと思います。自分のやりたいことを思いっきり出来るのなんて、きっと学生のうちだけです(って絶賛高校在学中の僕が言っても説得力ないですが笑)。だから今のうちに、ただ楽しむのもアリなのかなって思います。
辛夷はもちろん参加するだけでもめちゃくちゃく楽しいです。正直クラスを全く手伝わなくても楽しめます。それはそれで辛夷のすごいところなのですが、やはり、辛夷のあの高揚感、終わった後の達成感は打ち込んだ者にしか味わえないものがあると思います。辛夷に何もかも捧げても、後に残るのは思い出とか団結とか、そういうふわふわしたものでしかないけど、それはきっと一生の宝物になるはずです。辛夷をやったことを後悔なんて決してしないでしょう。
結局何を言いたいかというと、僕は附高に入って、1年生からずっと辛夷に全力を捧げてきて、3年でも演劇やって、本当によかった、辛夷畜万歳!と思ってるってことです。
だから後輩のみんなにも(もしこの長い乱文をここまで読み進める強者がいたら)伝えたいです。
悩むくらいなら絶対やった方がいいよ演劇!!!幹部とかキャストとかチーフとか、忙しい役職をやるのはしんどいこともあるし、正直受験勉強したいなぁって思うこともないとは言えない。でも、全力でやったら絶対楽しいし、一生の思い出になるから!絶対後悔しないから!!!一緒に辛夷畜しよう!
以上です
随分と長くなってしまいましたが、辛夷畜たちの熱い思いの詰まった演劇、是非ご覧ください。
3年D組「月ろけっと」は9/8 9時半、9/9 11時半からです。一般の方が見られるチャンスは日曜朝だけ!ぜひ早起きしていらしてください<(_ _)>
次書いてくれるのは、3年連続でミスター三傑に選出される圧倒的イケメン!どこか頼りない魅了を持った弟を演じる悠里役K.Tくんです!
P.S.
僕の所属していたバドミントン部が中庭で「お好みんとん」やります!お好み焼きです。ネーミングが短絡的で好感が持てます。食べに行ってあげてね。

Comments